講演情報

[21p-P23-8]Bi-Sbの磁場中の熱電物性測定における試料形状の影響

〇村田 正行1、鈴木 真理1、青山 佳代1、長瀬 和夫1、大島 博典1、山本 淳1、長谷川 靖洋2、小峰 啓史3 (1.産総研、2.埼玉大工、3.茨城大工)

キーワード:

熱電変換,熱磁気効果,電流磁気効果

磁場中では試料形状が測定される物性値に影響を及ぼし,ネルンスト効果やホールを正しく評価するためには,試料長さlと幅wのアスペクト比l/wが3から4以上あることが望ましい.一方、一般的に熱伝導率の測定では断面積の大きい平板状の試料が望ましいとされ,課せられる試料形状の条件は物性値によって異なる.本研究では,Bi-Sbの焼結体バルク試料の測定値を基にシミュレーションを行い,磁場中で試料形状が測定される各物性値に与える影響を調べる.