講演情報

[22a-A305-8]重イオンビームに対するTimePix3を搭載したハイブリッドピクセル半導体検出器の性能評価

〇伊藤 尚輝1、幸村 孝由1、清水 康行1、藤澤 海斗1、高橋 忠幸2,3、長澤 俊作2,3、米田 浩基4、中澤 知洋5、大熊 佳吾5 (1.東理大創域理工、2.東大カブリIPMU、3.東大理、4.University of Würzburg、5.名大理)

キーワード:

放射線,重イオン,TimePix

ハイブリッドピクセル半導体検出器であるTimePix検出器を使って、宇宙線や加速器からの荷電粒子のエネルギー、飛程、到来方向、フラックスを測定することが期待されている。それを実現するためには、TimePix検出器の荷電粒子に対する正確な応答を知る必要がある。今回、放射線医学研究所のHIMACにて500 MeV/nの56Feと350 MeV/nの12Cの重イオンビームの照射実験を行い、数百 MeV/nに加速された重イオンに対するTimePix検出器の応答の定量化を行った。