講演情報
[22a-A601-6]光の軌道角運動量を用いた集団的意思決定システムの一般化
〇(M1)小中 康平1、新川 浩彬1、André Röhm1、Guillaume Bachelier2、巳鼻 孝朋1、堀崎 遼一1、成瀬 誠1 (1.東大情理、2.グルノーブルアルプス大)
キーワード:
量子干渉,軌道角運動量
競合的バンディット問題に対して、光の軌道角運動量と量子干渉を用いることで、競合回避と平等性を実現し、高報酬を達成する意思決定システムに関して、プレーヤー数が3以上の場合への拡張を行った。任意の受動光学ネットワーク及び光子の入力状態に対して、それぞれの状態が観測される確率を統一的な表現で書けることを示した。また、選択肢数がプレーヤー数と等しい時、競合回避かつ対称な確率分布となることを示した。