講演情報
[22a-A602-4]グースヘンシェンシフトバイオセンサの高感度化のための共鳴格子のリッジ上を覆ったグラフェンリボン構造の検討
〇水谷 彰夫1、清水 裕貴1、菊田 久雄1 (1.大阪公大工)
キーワード:
共鳴格子,グラフェン,バイオセンサ
先行研究では金膜上共鳴格子によるグースヘンシェンシフト計測を行い,エタノール溶液の濃度を測定した.本研究では,特に電場が集中する共鳴格子のリッジ上にグラフェンリボンを覆った構造について検討し,グラフェンなし構造と比較して単層グラフェンの場合は約4.7倍の高感度化,3層グラフェンでは約600倍の高感度化ができる見込みを数値計算で得た.