講演情報

[22a-C401-5]生体温度センシングのためのZn3Ga2Ge2O10:Cr3+,Eu3+ :生体の窓における分光特性

〇(M2C)小山 瑛士朗1、寺門 信明1、高橋 儀宏1、尾上 紀子2、篠崎 毅2、藤原 巧1 (1.東北大院工、2.仙台医療センター)

キーワード:

生体温度センシング,生体の窓

我々は,生体組織が近赤外光に比較的良好な透過波長領域(生体の窓)を有することに着目し, 発光物質をプローブとした残光および輝尽発光に基づく新しい位置選択的温度センシング技術の開発を推進している. 本研究では温度センシングプローブ物質として,近赤外領域に残光を示すZn3Ga2Ge2O10:Cr3+,Eu3+に着目し, この試料の合成およびプローブとしての分光学的調査を行った.