講演情報
[22a-D903-7]段階的構造最適化によるポリアセン系の層状結晶構造変化の包括的解明
〇(M2)大野 亮汰1、小山 奏汰1、井上 悟1、荒井 俊人1、都築 誠二1、長谷川 達生1 (1.東大院工)
キーワード:
有機半導体,結晶構造予測,分子間相互作用
有機半導体材料開発において層状結晶構造の起源の理解は非常に重要となる。そこで私は有機半導体で特徴的な高い対称性と層状性のもとで分子配置変数の集約、分類を行いこれらを段階的に最適化する手法を用いて結晶構造の安定化起源を研究している。本研究は環数に応じて結晶構造が変化するポリアセン分子を対象に、これらの構造の安定化機構とその環数依存性を前述した段階的構造最適化の結果から議論したものである。