講演情報

[22a-P03-30]自己ドープ型ポリチオフェンのリオトロピック液晶性と脱ドープ薄膜の非線形電気特性

〇(M1C)大西 質彬1、石﨑 裕也1、箭野 裕一2、奥崎 秀典3、永野 修作1 (1.立教大院、2.東ソー、3.山梨大院)

キーワード:

導電性高分子,PEDOT,非線形応答

自己ドープ型ポリチオフェン (S-PEDOT)について、 濃厚溶液の偏光顕微鏡(POM)観察およびX線散乱(XRS)測定により、リオトロピック液晶性を検討した。また、リオトロピック液晶性を利用し、せん断応力による主鎖配向膜の作製を試みた。さらに、作製した膜について配向評価および電気伝導特性の評価を行った。一方、アミンにより脱ドープした溶液からS-PEDOT薄膜を調製し、非線形電導特性を電流–電圧測定および正弦波交流電圧の入出力波形から評価した。