講演情報

[22a-P04-1]SiC中のSi空孔を用いた全光磁場センサの試作

〇針井 一哉1、佐藤 真一郎1、山﨑 雄一1、秋葉 圭一郎1、増山 雄太1、大島 武1 (1.量研QUARC)

キーワード:

シリコン空孔,炭化ケイ素,量子センサ

ワイドバンドギャップ半導体中のスピン欠陥は高感度かつ超小型の磁場センサとしての利用が期待されている。特に、磁場印加による準位の混成による蛍光強度変化を利用すれば、高周波電磁場を使わずにゼロ磁場付近でスカラー磁場強度を測定することが可能になるため、スピン欠陥の一つである六方晶炭化ケイ素中のシリコン空孔を用い、この原理を利用したファイバー接続型の全光型磁気センサヘッドの試作と磁場測定の実証を行った。