講演情報
[22a-P04-2]ダイヤモンド中NV中心のRFドレスト状態を用いたマイクロ波測定
〇(M2)岡庭 龍聖1,2、松崎 雄一郎3、鈴木 琉生1,2、徳田 規夫4、早瀬 潤子1,2 (1.慶大理工、2.慶大CSRN、3.中大理工、4.金大ナノマリ)
キーワード:
量子センサ,ドレスト状態,NV中心 (NVセンター)
近年盛んに研究されている量子センサ「ダイヤモンドNV中心」は磁場を高感度に測定でき、GHz磁場への応用は医療、無線通信において重要である。本研究ではラジオ波(RF)を印加して生成するRFドレスト状態を利用し、連続波検出光磁気共鳴による簡便なGHz磁場測定を試みた。実験の結果、RFドレスト状態のもとGHz磁場強度由来の発光コントラスト変化が得られた。また、RFドレスト状態により線幅が狭線化し、高感度測定の可能性が示唆された。