講演情報
[22p-A302-3]シンプルな物理実装から考える物理リザバーの設計指針
〇(M2)山崎 悠太郎1、木下 健太郎1 (1.東理大先進工)
キーワード:
リザバーコンピューティング,物理リザバー
物理リザバーの最近のトレンドとして,システム入力に対して複雑な物理ダイナミクスを示す系をリザバーに採用し,最高の計算性能を達成しようという実装実験が活発に行われている.しかし,扱う物理系があまりにも複雑だと,学習結果の解釈が難しくなる.本研究では,シンプルなネットワーク構造や物理ダイナミクスを持つ系をリザバーに採用し,学習には何が求められるのか?その基本的な問いを理論的に明らかにすることを試みた.