講演情報
[22p-A302-6]磁気光学回折型ディープニューラルネットワークにおける光磁気記録技術による磁区形成技術の開発
〇(DC)坂口 穂貴1、張 健1、大谷 陸1、赤川 怜央1、池田 朱莉1、鷲見 聡2、粟野 博之2、野中 尋史3、チャフィ ファティマ ザーハラ1、石橋 隆幸1 (1.長岡技大、2.豊田工大、3.愛知工大)
キーワード:
光ニューラルネットワーク,磁気光学効果,磁性薄膜
近年、機械学習における消費電力の低減や高速な演算に向けて、物理現象を利用したリザバーコンピューティングやニューラルネットワークが注目されている。我々は、光の回折と磁性体の磁気光学効果を利用した磁気光学回折型ディープニューラルネットワーク(MO-D2NN)を提案し、可視光動作が可能であることやその作製技術について報告した。ニューロンである磁区サイズが小さいほど、層間のニューロンの結合性やニューロン密度の増加が図れ、性能向上が期待できる。今回は、微細な磁区形成を目的に、磁区記録条件の調査を行った。