講演情報
[22p-A306-14]フェナントロリンナノキャリパー修飾単層カーボンナノチューブを用いたガス種選択検知
〇平岡 健1、田中 皓大1、Xinyi Fu2、田畑 博史1、毎田 修1、小松 直樹2、片山 光浩1 (1.阪大院工、2.京大院人間・環境)
キーワード:
カーボンナノチューブ,ガスセンサ,アンモニア
単層カーボンナノチューブ(SWNT)にフェナントロリンナノキャリパー(P-NC)を修飾させたP-NC修飾SWNTセンサを作製し、後付け的に金属イオンを結合させて、金属イオン修飾前後のガス応答特性の変化を調査した。測定した結果、2 ppmのアンモニアに対して、Cu(Ⅱ)イオン修飾後は、修飾前と比較して3.2 倍の応答量(9.0 %)を示した。当日は、分子選択性や他の金属イオンを修飾した結果についても議論する予定である。