講演情報

[22p-A306-22]塩化鉄を用いたカーボンナノチューブ乾式精製の化学量論的考察

〇齋藤 毅1、桒原 有紀1、Khoris Indra M.1、田渕 光春1、片浦 弘道1、弓削 亮太2、野田 優3 (1.産総研、2.NEC、3.早稲田大)

キーワード:

カーボンナノチューブ,乾式精製

カーボンナノチューブ(CNT)の合成では金属微粒子を触媒として合成されることが多く、市販のCNTにおいてもしばしば数十パーセントもの金属微粒子不純物が含まれるため、その精製技術の開発は重要な課題である。近年、より安全且つ簡便な塩化鉄を用いたCNTの乾式精製プロセスが開発され、注目を集めている。そこで本研究ではこの塩化鉄による乾式精製プロセスに対する化学量論的な考察について発表する。