講演情報

[22p-A309-9]大気圧直流グロー放電における自己組織化した発光模様とルミノールケミルミネッセンスの相関

〇(D)宮崎 俊明1、白井 直機1、佐々木 浩一1 (1.北大工)

キーワード:

大気圧プラズマ,プラズマ・液体相互作用,自己組織化

大気圧直流グロー放電の液体陽極近傍で見られる自己組織化した発光模様に関して、その形成メカニズムは未解明である。先行研究および自己組織化を再現する数理モデルの「反応拡散系」から、模様形成にはプラズマ中の電子密度および負イオン密度の増減が重要であると予想している。本講演では、気相部の発光模様および液相部に輸送される電子や化学種を同時に診断するために、液体陽極にルミノール溶液を用いた結果を報告する。