講演情報

[22p-A602-1]グースヘンシェンシフト計測式共鳴格子を用いた高感度なエタノール濃度測定

〇(M2)清水 裕貴1、水谷 彰夫1、菊田 久雄1、川田 博昭1 (1.大阪公大工)

キーワード:

バイオセンサ,微細加工,光学式センサ

血液中のタンパク質や唾液中のウイルスの濃度を高感度に測定するバイオセンサが求められている.高感度かつラベルフリーなセンサとして共鳴格子がある.本研究では共鳴格子を用いて入射光と反射光の位置のずれであるグースヘンシェンシフト(GHシフト)を計測することで更なる高感度化を目指した.バイオセンサへの応用を目的として,共鳴格子によるGHシフト計測を行い,エタノール溶液の濃度を1.19×104μm/RIUの感度で測定することに成功した.