講演情報
[22p-A602-11]中赤外分光による1-ppbレベル超高感度分子検出
〇遠藤 翼1、谷 峻太郎1、多屋 奏一1、小林 洋平1 (1.東大物性研)
キーワード:
分散型分光,呼気診断,分子の指紋領域
中赤外領域は分子種依存の光吸収が多数存在することから分子の指紋領域と呼ばれ、中赤外分光による分子検出が医療応用や環境モニタリングなどのために盛んに研究されている。我々は分散型分光に着目し、Geイマージョングレーティングを用いた高感度・リアルタイムな中赤外分光系を開発してきた。今回我々は信号解析法を洗練させ、1-ppbレベルの分子検出を達成した。当日は様々な分子について測定結果の詳細を報告する。