講演情報

[22p-A602-12]光ファイバーベースの高分解能タイムストレッチ赤外分光

〇(M2)正信 誠1、影山 豪大1、橋本 和樹1、中村 卓磨1、井手口 拓郎1 (1.東大理)

キーワード:

赤外分光,高速,光ファイバー

赤外分光法は非破壊・非接触で分子構造の情報を取得可能な計測手法である。高速な赤外分光法としてタイムストレッチ赤外分光法(TSIR)が開発されたが、大型で堅牢性に欠ける光パラメトリック発振器が赤外光源として用いられていた。本研究では、Er添加ファイバーレーザーから出力される通信波長帯のパルス光を光ファイバーでチャープした後、赤外光へ波長変換して試料に照射する小型かつ堅牢なTSIRシステムを開発した。