講演情報
[22p-A602-6]加工データを学習データに用いたニューラルネットワークによるスペクトル解析
〇大場 正規1 (1.原子力機構)
キーワード:
ニューラルネットワーク,スペクトル,加工データ
LIBSなどで得られた多元素スペクトルデータの解析方法としてニューラルネットワークによる解析システムの構築を行っている。学習データは多い方が、精度が上がると期待されるが、多くの実試料を作製するのは時間と労力を必要とする。そこでGd2O3、TiO2、ZrO2それぞれのスペクトルデータを、比率を変えてデータ上で混合して462種類の加工した学習データを作成し、学習させた。その後、マイクロ波LIBS測定で得られた実試料のデータ62種類の各元素間の含有比率を解析し、その特性を調べた.。その結果、真値との差およそ±10%で含有比を求められた。