講演情報
[22p-B203-3]Fe2+/Fe3+溶液の抵抗成分の濃度依存性
〇(DC)井上 大1、野村 由仁香1、和氣 暁大1、守友 浩1,2,3 (1.筑波大数物群、2.筑波大数物系、3.筑波大TREMS)
キーワード：
液体熱電変換,エネルギーハーベスト
近年、溶液中に溶解するイオンの酸化還元電位を応用した液体熱電変換素子LTE(liquid thermoelectric device)が熱エネルギーハーベスティング・デバイスとして注目を集めている。性能指数ZTを大きくするには、電気化学ゼーベック係数αだけでなく、電気伝導率σ(=1/ρ)を大きくする必要がある。Fe2+/Fe3+溶液の内部抵抗（Rin）の逆数は、低濃度では濃度に比例するが、高濃度では飽和することが知られている。この原因を明らかにするために、Fe2+/Fe3+溶液の抵抗成分の濃度依存性を調べた。