[22p-B203-1~4] 9.4 熱電変換

14:15 〜 14:30

[22p-B203-4] Fe²⁺/Fe³⁺対を含む有機溶液の抵抗成分

〇野村 由仁香¹、井上 大¹、守友 浩^1,2,3 (1.筑波大数物科、2.筑波大数物系、3.筑波大TREMS)

キーワード：

電気化学インピーダンス,抵抗,配位環境

液体熱電変換セル(LTE)は溶液中の酸化還元対の平衡電位の温度依存性を利用して温度差を電気へと変換するもので、性能向上には電気伝導度を大きくする必要がある。酸化還元対として用いられるFe²⁺/Fe³⁺は、溶媒分子(L)が配位しているFeL₆を形成するが、Cl^-が存在する場合はFeCl₄^-が形成される。本研究では、Fe²⁺/Fe³⁺溶液における抵抗成分の溶媒・溶質依存性を調査した。