講演情報

[22p-C601-16]カルバゾール誘導体正孔収集単分子膜の分子配向と界面電子準位接続

〇赤塚 有杜1、三浦 真琴1、チョン ミンアン2、若宮 淳志2、ガウラヴ カピル3、早瀬 修二3、吉田 弘幸4,5 (1.千葉大院融合、2.京大化研、3.電通大、4.千葉大院工、5.千葉大MCRC)

キーワード:

有機半導体,ホール収集材料,自己組織化単分子膜

逆型ペロブスカイト太陽電池の正孔収集層として、カルバゾール誘導体単分子膜が注目されているが、材料選択の明確な基準がない。本研究では、ITO上の3PATAT-C3、2PACzとMeO-2PACzの分子配向と界面電子準位を先端電子分光法により調べた。これら3分子は異なる分子配向をとり、いずれも正孔のみが収集可能な界面電子準位接続を形成する。3分子の正孔収集特性の違いは、ペロブスカイト層との電子準位接続に起因すると考えて解析を進めている。