講演情報

[23a-A201-6]磁気光学ガーネット上シリコン導波路を介した逆ファラデー効果観測に向けた初期検討

〇村井 俊哉1、高 磊1、庄司 雄哉2、山田 浩治1 (1.産総研、2.東工大)

キーワード:

磁気光学効果,逆ファラデー効果

光で磁性体の磁化を直接制御する方法は大きな注目を集めており, 磁気記録媒体などの幅広い応用が期待される. 媒質に円偏波光を照射したとき, 有効磁界が生じる現象は逆ファラデー効果(IFE)として知られるが10 W/µm2級の非常に大きな光パワーを必要とする課題がある. 本発表では磁気光学材料上に形成した光導波路を伝搬するエバネッセント波の円偏波性を利用し, 10 mW未満の低光パワーでIFEを実現する手法を提案, 実験的に調査した結果を報告する.