講演情報
[23a-A301-6]高精度なアーク温度計測を可能とするAbel 逆変換のノイズ軽減手法
〇竹本 裕貴1、田中 学1、渡辺 隆行1 (1.九大院工)
キーワード:
熱プラズマ,アーベル逆変換,正則化
光学的な計測は非接触でプラズマの状態を調べるために非常に有用であり、アーク温度などが計測されている。プラズマからの光は厚み方向に足し合わせた積分強度が観測される。軸対称が仮定できるプラズマの場合、Abel 逆変換により局所的な光の強度を得ることができる。しかし、この手法は計測時に含まれる微弱なノイズが再構成時に大きく増幅する問題がある。本発表では正則化によりノイズの増幅を軽減する手法について議論する。