講演情報
[23a-A302-8]電気二重層効果を利用したイオンゲーティングリザバーによる発話数字認識タスクの実証
〇(M2)山口 優1,2、西岡 大貴1,2、並木 航1、土屋 敬志1、井村 将隆1、小出 康夫1、樋口 透2、寺部 一弥1 (1.NIMS、2.東理大)
キーワード:
ナノイオニクス,物理リザバーコンピューティング,音声認識
近年、物理リザバーコンピューティング(PRC)は、従来の深層学習よりも低コストで高速な学習を実現する新しい機械学習の手法として注目を集めている。本研究では、PRCの一種で高い計算性能を実現するイオンゲーティングリザバー(IGR)を利用して発話数字認識タスクを実証し、IGRの性能評価や特性向上に向けた検討を行なった。当日は、その計算性能と物理的なメカニズムの詳細について議論する。