講演情報
[23a-A304-8]電気化学ドーピングによる導電性高分子の熱流制御
〇伊藤 駿一郎1、上治 寛2、陽平 蓬田2、大志 竹延1、和宏 柳2 (1.名大院工、2.都立大理)
キーワード:
導電性高分子
本研究では、時間領域サーモリフレクタンス法法と電気化学ドーピングを組み合わせた手法を用いて導電性高分子の熱物性を評価した。高濃度にドーピングされた試料において、明確なシグナルの変化が観測され、熱流変調が実現された。さらに、ゲート電圧の大きさで繰り返し制御可能な変化であり、熱スイッチへの応用も期待される。講演では、熱流変調の起源について薄膜構造・伝導特性から議論する。