講演情報
[23a-A308-5]フォトニック結晶レーザーの狭固有スペクトル線幅(~1kHz)動作
〇森田 遼平1、井上 卓也1、吉田 昌宏1、De Zoysa Menaka1、石崎 賢司1、野田 進1 (1.京大院工)
キーワード:
フォトニック結晶レーザー,挟線幅レーザー
半導体レーザーの狭線幅化は,コヒーレント光通信や高感度光センシング応用において重要である.フォトニック結晶レーザー (PCSEL)は,大面積での高出力単一モード動作が可能なため,原理的に極めて狭い固有線幅 (1 kHz) を実現できると期待される.今回,直径1 mmの発振領域をもつPCSELについて,連続波動作時の周波数雑音スペクトルの評価を行い,~1 kHzという極めて狭い固有スペクトル線幅を観測することに成功したので報告する.