講演情報

[23a-A309-4]アルミニウムを用いた表面プラズモン共鳴センサと酸化グラフェン塗布によるサリチル酸メチルガスの選択的検出

〇扇野 瞭虎1、箕輪 竜太1、蓮見 真彦1、清水 大雅1 (1.農工大)

キーワード:

表面プラズモン共鳴,ガスセンサ,酸化グラフェン

従来のSPRセンサは、赤色光源と金のセンサチップの組み合わせからなるが、紫色や紫外光等の短波長光源により高感度、表面感度、材料選択性の面で優れていることが報告されている。一方で短波長光源を用いたガスセンサに関する報告例は少ない。本研究では、Alを用いたSPRセンサチップへの酸化グラフェンの塗布により、グラフェンの六員環との間に働くπ-π相互作用に着目したサリチル酸メチルとエタノールの選択的検出について報告する。