講演情報

[23a-B202-8]光熱起電力効果を利用した任意形状物質の熱物性値計測技術

〇鈴木 大地1、寺崎 正1 (1.産総研SSRC)

キーワード:

熱物性計測,カーボンナノチューブ,非破壊検査

ヒートポンプや断熱材といった熱マネジメント技術・材料の実用化が行われているが、これら技術の社会実装が進むにつれて重要となるのが、材料の経年劣化に伴う品質低下や修繕時期を診断する計測技術である。本研究では柔軟性材料であるカーボンナノチューブ膜で発生する光熱起電力効果を測定原理とすることで、任意形状物質の熱物性値をその場・非破壊検査可能な新たな計測技術を開発したのでこれを報告する。