講演情報

[23a-B203-6]酸化マグネシウムのレーザー還元

〇柴田 一範1、内田 成明2、植本 光治3 (1.阪大レー研、2.コヒーレントシス、3.神大工)

キーワード:

光解離,水素エネルギー,密度汎関数法

水素の一層の普及には、水素ステーションの低コスト化が必須である。軽金属と水蒸気の反応で、「オンサイト」の水素発生が可能である。ここではマグネシウムを取り上げる。水素発生の過程で発生する酸化マグネシウムの還元について議論する。とくに、環境負荷の少ない新しい還元方法として、レーザー光を用いて化学反応を制御する光解離を考える。elkなどの密度汎関数法を用いた計算結果を示し、実験に向けた展望を述べる。