講演情報
[23a-B204-1]WSe2単層膜における動的Franz-Keldysh効果を用いたバレー偏極励起のサブフェムト秒制御に関する第一原理計算
〇山田 俊介1、矢花 一浩2、乙部 智仁1 (1.量研関西研、2.筑波大計科セ)
キーワード:
遷移金属ダイカルコゲナイド,時間依存密度汎関数理論,バレートロニクス
TMD単層膜における励起状態のバレー偏極をサブフェムト秒でスイッチングするために、バンドギャップにおける動的Franz-Keldysh効果を利用して過渡的な吸収率変化を誘起し、バレー毎に位相反転した励起の振動を観測した。数値実験の手法としては時間依存密度汎関数に基づく第一原理計算を用いた。