講演情報
[23p-A302-2]変分量子固有値法におけるランジュバン動力学を用いた変分パラメータ最適化
〇津嘉山 大輔1、白樫 淳一1、今井 浩2 (1.東京農工大、2.東京大)
キーワード：
ゲート型量子計算機,量子・古典ハイブリッドアルゴリズム,変分量子固有値法
変分量子固有値法において、パラメータ最適化はNP-Hardに分類されており、最適解探索は一般に困難である。一方、ランジュバン動力学に基づいたパラメータ最適化手法は、局所解に陥らない大域的な最適解探索手法であると考えられている。今回は、ランジュバン動力学を利用した最適化手法であるCoolMomentum法を変分量子固有値法に導入し、その演算精度を検討した。