講演情報

[23p-A302-8]量子アニーラを用いたリザバーコンピューティングにおけるハミルトニアンの検討

〇牛坂 紀英1、津嘉山 大輔1、島田 萌絵1、白樫 淳一1 (1.東京農工大)

キーワード:

量子アニーリングマシン,リザバーコンピューティング,量子機械学習

これまで我々は、量子アニーラを物理系として利用した物理リザバーコンピューティングの実装を行い、時系列データ処理が可能であることを提案した。Parallel Quantum Annealing(PQA)は、量子アニーラの一回の読み出しで、複数のハミルトニアンの基底状態を並列に求めることができる手法である。今回は、PQAを本システムに導入し、複数のハミルトニアンを用いて並列に時系列処理を行うことで、ハミルトニアンとリザバー性能の関係性について検討を行った。