講演情報

[23p-A304-6]福島第一原子力発電所廃炉作業に向けた光による遠隔分析へのチャレンジ

〇若井田 育夫1、大場 弘則1,2、赤岡 克昭1、狩野 貴宏1、中西 隆造2、平等 拓範3、坂本 寛4、池田 裕二5 (1.原子力機構CLADS、2.量研機構、3.分子研、4.日本核燃料開発、5.アイラボ)

キーワード:

福島第一原子力発電所,廃炉,レーザー誘起ブレークダウン分光

福島第一原子力発電所(1F)の廃炉では、燃料デブリ等の取り出しが必須となっており、過酷な放射線環境での燃料デブリの分析手法が求められている。光伝送に耐放射線光ファイバーを利用したレーザー誘起ブレークダウン分光法(光ファイバーLIBS)は、遠隔・その場分析を可能とする手法であることから、1Fへの適用に向けて基礎的な性能実証を重ねてきた。技術開発の現状について紹介する。