講演情報

[23p-A601-7]チャープ型SLT擬似位相整合素子による広帯域量子もつれ光子対スペクトルの解析

〇小田 哲秀1、田嶌 俊之1、曹 博1、阿部 尚文1、向井 佑1、久光 守2、徳田 勝彦2、岡本 亮1、竹内 繁樹1 (1.京大院工、2.島津製作所)

キーワード:

量子赤外分光

広帯域量子もつれ光源は、様々な量子技術応用のリソース源として重要である。定比組成タンタル酸リチウム(LiTaO3, SLT)結晶により作製されたチャープ型バルク疑似位相整合素子や導波路型擬似位相整合素子による広帯域量子もつれ光子対の発生では、スペクトルにシャープなリップルやディップが観測されていた。我々は、これら実験で観測されたスペクトルの特徴を再現するシミュレーションに成功したので報告する。