講演情報
[23p-B203-4]酸素発生反応中間体に基づく触媒特性制御
〇福島 知宏1、土本 兼廣2、深澤 元貴3、村越 敬1 (1.北大院理、2.北大院総化、3.北大理)
キーワード:
酸素発生反応,ラマン分光,機械学習
水電解による水素製造は持続可能なエネルギー社会に向けて重要であるが、酸素発生反応 ( OER:2H2O → O2 + 4H+ + 4e− ) が反応を律速することが知られている。特にOERにおいては、4 つの中間体が関与する反応であるために、効率的な触媒のためには反応機構制御が必要となる。我々はこれまでにOERにおいてナノ構造電極を用いた際に異なる反応機構にて反応が進行することから、構造制御に基づく中間体制御により反応の活性化を見出している。本研究においてはナノ構造電極による中間体の高感度検出による触媒特性の制御を目的として研究を行った。