講演情報
[22a-12N-8]ナノインプリントによるAR/VRグラス用傾斜型回折格子の離型プロセスに関する考察
國藤 裕成1、安田 雅昭1、〇平井 義彦1 (1.大阪公大)
キーワード:
ナノインプリント,傾斜型回折格子,離型
ダイレクトナノインプリントでは、多様な材料を多様な形状に一括加工できる。この特徴を生かし、AR/VR用グラスの傾斜型回折格子の作製に利用されている。グラス薄板内での光の反射と取り出しを制御するには、傾斜方向の異なる格子構造を作製する必要がある。このため、離型プロセスが鍵となる。ここでは、リジッドなモールドを片側からもち上げて離型する回転離型と、モールドを円周上を移動させて離型するロール離型について、離型中に発生する歪について、回転半径や演習半径、傾斜方向を変化させて解析を行った。