講演情報

[22a-P02-37]種々の配向処理がもたらす強誘電性ネマティック液晶の界面における分極配列

〇上藤 大和1、仲嶋 一真1、中瀬 蒔優1、塚本 脩仁1、尾﨑 雅則1、菊池 裕嗣2 (1.阪大院工、2.九大先導研)

キーワード:

液晶,強誘電性

強誘電性液晶材料における分子配向特性及びその詳細な分極分布は,複雑かつ未解明な要素が数多く存在している.本研究では,界面におけるパラメータであるプレチルトと配向膜極性に着目し強誘電性ネマティック液晶の界面における分極状態を調査した.プレチルトを付与する処理を施すことで界面での分極方向が一意に定まることを見出し,配向膜極性の効果を利用することで垂直方向にドメイン制御可能であることを見出した.