講演情報

[22a-P02-39]液晶の分子配向に及ぼすSiO斜方蒸着膜の柱状構造効果のモデル化と検証

〇(M1)榎本 悠希1、柴田 陽生1、木村 宗弘1 (1.長岡技科大)

キーワード:

液晶,斜方蒸着,有限要素法

SiO斜方蒸着膜の持つ傾斜した柱状構造が液晶の垂直配向特性に及ぼす効果のモデル化と、その検証を行った。垂直配向セルを用意し、そのプレティルト角をエリプソメトリ法で測定した。また、2次元の柱状構造モデルを空間上に定義し、有限要素法を用いてバルク領域のダイレクタのティルト角を計算した。それらの結果、柱状構造の法線方向にダイレクタを固定したモデルにおいて、測定結果と計算結果の間に定性的な一致が見られた。