講演情報
[22a-P03-3]ホルマザン色素の光学特性に基づいた細菌の活性評価
〇床並 朗1、田辺 みゆ2、池田 光1、定永 靖宗1,2、椎木 弘1,2 (1.阪公大院工、2.阪府大)
キーワード:
細胞活性,生菌計測
色素分子MTTは,細胞膜を透過し,生細胞内で生成する代謝関連物質と酸化還元反応を起こし,不溶性のMTTホルマザンに変換される。本研究では,細菌懸濁液中のMTTの電気化学応答を利用して,試料中の生菌数の推定に成功した。また,暗視野顕微鏡観察を行い,その分光学的解析により,単一細胞におけるホルマザン形成の評価を行った。これにより,生細胞における活性評価の可能性について検討した。