講演情報

[22p-P04-11]FG構造を用いたGaN-MOSキャパシタのフラットバンド電圧シフト

〇李 熙根1、出来 真斗2、陸 順1、渡邉 浩崇3、藤元 直樹3、新田 州吾3、本田 善央1,2,3、天野 浩1,2,3 (1.名大院工、2.名大Dセンター、3.名大未来材料・システム研究所)

キーワード:

GaN-MOSデバイス,フローティングゲート

GaN-MOSデバイスのノーマリーオフ化とチャネル移動度向上のため、フローティングゲート(FG)構造を用いたGaN-MOSキャパシタの評価を行った。ALD法によってSiO2/SiN/SiO2のFG構造を成膜した。一定電流注入によって18V以上のVfbシフトが実現し、Vfbの変動は20年後においても3V程度減少することが推測された。FG構造を用いることでノーマリーオフ化が達成できると期待できる。