講演情報

[22p-P07-5]カーボンナノウォール合成における電場の効果と応用研究

〇金田 美優1、森 みなみ2、高橋 勝國1、深田 幸正3、吉井 賢資3、福田 竜生3、吉越 章隆3、小畠 雅明3、池田 直1、狩野 旬1、藤井 達生1 (1.岡山大院環境自然、2.岡山大理、3.原子力機構)

キーワード:

カーボンナノウォール,グラフェン,プラズマ

グラフェン等の新しい炭素素材は炭素sp2軌道による結合に起因した優れた特性を持つ。我々は、電子レンジの2.4GHz電磁波を用いるプラズマ発生装置を開発し、炭素源に活性炭を用い安価なカーボンナノウォール(CNW)高速合成方法を見出した。本研究は①CNW合成における電場印加効果と、②CNWへの元素ドープについて報告する。電場印加により炭素プラズマが正極に有意に凝集することと、固体原料を用いCNWに元素ドープが可能であることを見出した。