講演情報
[23p-13P-2]超低損失気体素子キャビティダンプによるパルスレーザー発生法の開発
〇米田 仁紀1、道根 百合奈1 (1.電通大レーザー)
キーワード:
ガス光学素子,オゾン,パルスレーザー
我々は気体光学素子の超低損失性を利用した新しいキャビティダンプによるパルスレーザー発生法の開発を行っている。ここではまず、Sperical共振器のビームウエスト付近オゾンを含むガスを層流に流し、そこにCW1μmレーザーを入射させ蓄積させる。その後共振器内強度があるレベルまで上昇した時点で、紫外レーザーを始動させ、干渉計により生成させた強弱の光強度分布を利用してスイッチをかける。その時、取り出された方向にフォトダイオードを置いて出力光を検知している。ここではこの原理実証実験および、その出力特性、共振器内強度の変化から、この手法の動作特性の評価を行ったので報告する。