講演情報

[23p-1BN-10]インフルエンザウイルスのヘマグルチニンとFab抗体の複合体(PDB-ID: 1KEN)に関するMM-MD/FMO連携計算による統計的な解析#3

〇北原 駿1、秋澤 和輝1、奥脇 弘次1、土居 英男1、山本 詠士2、平野 秀典2、泰岡 顕治2、森 義治2,3、田中 成典3、望月 祐志1,4 (1.立教大理、2.慶應大理工、3.神戸大院シス情、4.東大生研)

キーワード:

鳥インフルエンザウイルス,MD-FMO連携計算,相互作用解析

インフルエンザHAの三量体とFab抗体の二量体からなる複合体(PDB-ID=1KEN)に関し、MD-FMO連携計算によって構造ゆらぎを含めた相互作用解析をCP分解を援用して進めています。昨年秋には、タンパク質間(すなわち2体)の解析結果を報告しました。今回、HAと2つのFabの重要残基間のIFIEを幾何平均し、時間軸で展開した4階テンソルの扱いを試み、抗原-抗体の認識における3体相互作用の重要性を示唆する結果が得られました。