講演情報
[24a-12E-2]フォトンカウンティングCTにおける金属元素(アルミニウム,鉄及び銅)の弁別
〇澁谷 憲悟1、仲宗根 峻也1、吉居 大樹1,2、柚木 彰1、酒井 宏隆1、藤原 健3、河原林 順2 (1.原子力規制庁技術基盤グル、2.都市大理工、3.産総研計量標準総合セ)
キーワード:
元素弁別,CdTe半導体検出器,廃棄物クリアランス
本研究は,しきいエネルギー可変の位置敏感型ピクセルCdTe検出器を用いたフォトンカウンティングCTにおいて,金属元素(アルミニウム,鉄及び銅)を弁別する測定・解析方法を提示する。従来法では,K吸収端での線減弱係数の変化に着目するが,上記各金属のK吸収端は10 keV未満のため適用できない。これらの金属は,原子力発電所の解体廃棄物に含まれ,それらの弁別が処理(クリアランス等)上の課題となっている。