講演情報
[24a-P06-17]波長掃引量子カスケードレーザーを用いた近接場赤外吸収分光法によるアミロイド線維の超解像イメージング
〇(M1)濱田 悠太1、廣瀬 敏晃1、道垣内 龍男2、建部 厳2、河田 陽一2、川田 善正1、小野 篤史1 (1.静大院工、2.浜松ホトニクス㈱)
キーワード:
近接場赤外吸収分光法,量子カスケードレーザー,タンパク質
本研究は,ナノスケールの分解能にてタンパク質の凝集過程を分光観察することを目的としている.タンパク質のミスフォールディングにより形成されるアミロイド線維の沈着は,アルツハイマー病などの疾患の原因となるが,その形成過程は未解明である.我々は,波長掃引量子カスケードレーザーを用いた近接場赤外吸収分光法によりアミロイド線維の超解像イメージングを実証し,本技術のアミロイド線維の構造解析への有用性を示した.