講演情報
[25a-61A-1]水プラズマを用いた原子層堆積In2O3膜の堆積レート及び電気特性
〇高橋 颯太1、朴 鍾鎬1、星井 拓也1、髙橋 崇典2、砂川 美佐3、霍間 勇輝3、笘井 重和3、筒井 一生1、若林 整1、浦岡 行治2、角嶋 邦之1 (1.東工大、2.奈良先端大、3.出光興産)
キーワード:
酸化物半導体,酸化インジウム,原子層堆積法
酸化インジウム(In2O3)は高い移動度を有し、三次元デバイスのチャネル材料として期待されている。三次元デバイスへの応用にあたり、立体構造に対しても均一に堆積できる原子層堆積(ALD)によるIn2O3薄膜形成が必須である。しかし、ALDには堆積時間が長く炭素不純物が多いという側面もある。一方、ALD-ZnO膜の形成において水プラズマを酸化剤として使用することで膜中不純物の軽減や、成膜レート向上が報告されている。そこで本研究ではALDの酸化剤として水プラズマを用いてIn2O3を堆積し、既存の酸化剤との比較を行った。