講演情報

[7p-N322-13]偏光多重同軸型シングルピクセルディジタルホログラフィの検討

〇松岡 真杜1、平岩 大輔1、吉田 周平1 (1.近畿大総理研)

キーワード:

シングルピクセルイメージング、ディジタルホログラフィ

単一画素検出器を用いた波面計測の手法であるシングルピクセルディジタルホログラフィ(SPDH) は高感度の計測が可能であり、バイオイメージングなどに応用されている。SPDHでは通常のシングルピクセルイメージング(SPI)と比較して、光学系の安定性や測定回数の増加といった問題があることが分かっている。先行研究では並列位相シフト法をSPDHに適用することで、測定回数を削減する手法を検討し、その有効性を確認した。一方で、光学系の安定性にはいまだ問題があった。本研究では安定性を向上した偏光多重同軸型SPDHを検討した。