講演情報
[8a-S201-2]血管内空間に展開するストレッチャブルエレクトロニクス:極低侵襲BMIの実現と医療応用
〇関谷 毅1 (1.阪大産研)
キーワード:
フレキシブルエレクトロニクス、ストレッチャブルエレクトロニクス、血管内デバイス
柔軟・抗血栓性ポリマー材料とストレッチャブル構造を融合した血管内BMIデバイスを開発した。ヘリカル構造をもつ薄膜電極を脳静脈内に安全に留置し、血液環境下でも長期安定動作を可能とする電極設計とコーティングプロセスを最適化した。大型動物実験において、49日間にわたる高品質なECoG信号の連続取得に成功し、信号劣化や血栓閉塞は見られなかった。本講演では、極低侵襲神経インターフェースとしての応用展望と、柔軟デバイス技術の医用展開について紹介する。