講演情報
[9a-N104-4]陸上・海底の活断層周辺の抵抗率分布の解明と地震発生に対する知見
〇後藤 忠徳1 (1.兵庫県大理)
キーワード:
抵抗率、活断層、海底
近年、陸上・海底での電磁場の観測・解析技術は著しく進展しており、防災分野などで成果を上げつつある。そこで、最新の測定装置と解析技術を概説し、布田川断層(熊本)や南海トラフ(宮崎沖)周辺の3次元抵抗率(比抵抗)分布を紹介する。これらの地下構造は、断層運動の結果や制御要因と考えられている。電磁場観測、断層物性の理解、岩盤破壊のシミュレーションの統合研究により、地震発生要因に迫ることができると思われる。