講演情報

[9p-S201-8]ナノ電解法による新規有機ナノ材料の開発と電子機能

〇織部 太智1,2、長谷川 裕之1,2、山田 俊樹2、大友 明2、芥川 智行3、原田 潤4、松田 真生5 (1.島根大院自然、2.情報通信研究機構、3.東北大多元研、4.北大院理、5.熊大院先端)

キーワード:

有機エレクトロニクス、ナノ電解法、有機ナノ結晶

我々はこれまでに,室温・大気中で有機ナノ結晶を位置選択的に形成可能なナノ電解法を開発した。本手法では,電極間に交流電場を印加することで,ギャップ部分での局所結晶成長を可能とする。成長するのは結晶性材料であり,秩序立った分子配列が期待される。近年,ナノ電解法により新規有機ナノ材料の開発を試みてきた。本発表では,これまでに得られた微小結晶の作製条件やデバイス応用への可能性について議論する。